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[映画]シュガー・ラッシュ(3D吹替版)

「アバター」から本格的に始まったと言える映画の3D上映ですが、今まで観たことがありませんでした。そろそろ体験しておきたいと思っていた時、評判の良い「シュガー・ラッシュ」に3Dという選択肢があったので選んでみました。

3Dは目が疲れやすいこともあり、洋画であれば自動的に吹替版のみになるようです。ただ元々「シュガー・ラッシュ」に字幕版は存在しないらしく、3Dでなくともタイトルから書き文字までがっちり日本語ローカライズされた吹替版のみとなっています。

それでどうだったかと言うと「本当に面白かった」です。特に80年代ゲームセンターに通ったり、90年代前半くらいまでファミコン・スーパーファミコン・メガドライブ・サターンなんかで遊んだ世代は魂が揺さぶられる度合いも大きいんじゃないかと思います。

直し屋フェリックスが主人公のゲーム「Fix-It Felix」に登場する壊し屋ラルフ(悪役)が、自分を冷遇したゲーム世界の仲間に一目置かれたくて、殊勲の証とも言えるメダルを求めて他のゲームに参入したことから、彼の想像を超えた大問題が起こります。

レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界に住んでいる、バグ(不具合)持ちのせいでやはり仲間から厭われている少女ヴァネロペとラルフが出会うことでお互いはどう変わって行くのか。

たくさん張られた伏線が見事に回収されていくのにもスカッとすること間違いなしです。美麗でリアルな質感を持ったダイナミックなCGアニメは説得力満点、3Dで初めて観る作品としては最高だと思いました。ディズニー作品はDVD/BDの特典映像がとても充実しているらしいですが、これは是非劇場で観てほしい作品です。

そうそう、ヴァネロペの演技はとても上手なので(天才現役中学生声優・諸星すみれ)、「字幕版じゃないと…」という不満や不安は無用です。

おすすめ度:★★★★★
満足度:★★★★★
アーケー度:★★★★★

※最高★★★★★の5段階

[映画]クラウド アトラス(字幕)

昨年ZIP!で紹介されたのを見て、劇場公開を楽しみにしていた作品です。監督は「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー姉弟+「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ。6つの異なる時代の物語が1つの未来を紡ぎだすドSF巨編です。現時点で吹替版はありませんので、英語が分からないのであれば必死に字幕を追うしかありません。

1849年、1936年、1973年、2012年、2144年、2321年と舞台は変わり、当然ながらそれぞれの主人公は異なります。冒険あり、バイオレンスあり、ロマンスあり、サスペンスあり、ハードアクションあり、お色気あり、喜劇も悲劇も希望も絶望も味わえる贅沢な作りです。過激な描写も多々ありますのでPG-12(R12)になっています。

6つの物語は細切れにされザッピングのように組み合わされるという非常にデリケートかつ複雑な構成になっているため、5分も離席したら話が分からなくなる可能性があります。しかも上映時間が172分つまり3時間弱あり、体調が悪くなったり眠くなったりトイレに行きたくなったりしたら大変です。

しかし、この作品はSFというジャンルに抵抗がないなら是非劇場で観ていただきたいと思います。どうもアメリカでは不人気だったらしいですが、それは宗教観や国民性にもよるのでしょう。なぜかドイツでは評判が高いそうで、日本でもSNSをリサーチしまくった限り、絶賛:ブーイング=7:3くらいの印象です。絵に描いたような毀誉褒貶の理由は、複雑・難解すぎて分からなかった、薄っぺらい、意味が分からない、上映時間が長すぎる等々の反応によるものです。

主観になりますが、この作品は構成こそ複雑ですが決して難解ではありません。もちろん、初見で全てを理解・把握できなければダメだと決めつける人にとって駄作になるのであれば仕方ありません。ただ、分からないなりに最後まで観たならば、6つの物語はそれぞれどんな話だったと説明できるくらいには印象的で、少なくとも結末が理解できないなどということはないはずです。

また、何の予備知識もなく観た人はエンドロールで叫んでしまうかも知れません。このエントリでは極力ネタバレを避けていますので抽象的になってしまいますが、私はそれをうっすらと知っていたので驚きが半減してしまいました。

こんなすごい映画を観られたのは幸せです。

(おまけ)映像バレありの公式予告編動画 http://www.youtube.com/watch?v=XPQTWE-uj5k

おすすめ度:★★★★
満足度:★★★★★
スルメのような味わい度:★★★★★

※最高★★★★★の5段階

[映画]テッド(字幕)

「かわいいテディベアが、その持ち主の子どもと一緒に成長し、見た目はそのままで中身はおっさんになったコメディ映画」という感じで大体の説明は終わってしまうのですが、それだけに留まらず、バイオレンスで下品で不道徳な描写が多すぎるためPG-15(R15)指定されています。

日本人には馴染みの薄いマニアックなネタがしつこく繰り返されることもあり、ターゲットはアメリカの40代男性かなと思いました。少なくとも「♪フラッシュ! ああ~」というフレーズを聴いて「Queenの曲だね」と分かるくらいでないと、きっと呆然とするばかりでしょう。

すごく無理矢理言えば「笑えて泣ける」作品です。また、私は字幕版で観ましたが、有吉弘行による吹き替えがかなり良いんだとか。正直2回以上見たいような話ではありませんが、テレビ放送される時は吹き替え具合をチェックしてみたいと思います。

おすすめ度:★★★
満足度:★★★
下品度:★★★★★

※最高★★★★★の5段階